1. 抹消登録手続きについて

 車に乗らなくなった場合、以下の3つの手続きのどれかを行ないます。

○一時抹消登録
○永久抹消登録
○輸出抹消登録

一時抹消とは
 一時抹消の手続きを行なうことで、自動車税の支払いをその月までで止めることができ、未使用期間の自動車税額が還付されます。
 例えば、8月に廃車した場合、9月~翌3月分までの自動車税が戻ってきます。

 この手続きでは車を解体する必要はなく、再度登録することで、再び公道を走ることも可能です。

永久抹消(解体等の届け出)とは
 リサイクル法に規定する手続きに則って車を解体し、永久抹消の手続きを行なうことで、自動車税が還付されるだけでなく、車検が1カ月以上残っていれば重量税も月割で還付されます。

輸出抹消
 車を海外へ輸出する場合は輸出抹消の手続きを行ないます。
 この手続きを行なうと、自動車税が還付されるだけでなく、リサイクル料金が返還されます。

 具体的な方法は、こちら をご覧いただくとお分かりいただけます。

 車を解体する場合は[永久抹消]又は、[一時抹消]の後、[解体等の届け出]を行なう必要があります。

自動車の処理方法

2. 自動車の処理方法

 自動車の処理は、前項の抹消登録手続きと同時進行で行うことが出来ます。

 まずは、自動車リサイクル法の資格事業者に自動車の処理を委託します。
 別掲のELV機構会員リストから、お近くの会員企業を選んでください。

 委託された業者は、自動車リサイクル法に則って、<引取報告><フロンガスの回収><エアバッグの展開・回収><破砕工程>等の情報を自動車リサイクル促進センターに報告します。

※リサイクル料金はメーカーによって提供された車両情報に基づき設定されています。
 車種によってはエアバッグ・エアコンがディーラーオプションとなっており、メーカーの情報に載っていない場合があります。これらの車両は、廃車時に不足分を追加預託する必要があります。