
一般社団法人
日本ELVリサイクル機構
代表理事 栗山 義孝
日本ELVリサイクル機構
代表理事 栗山 義孝
自動車解体業は、自動車の普及とともに育ってきた業界ではありますが、これまで、社会一般には余り認知されていなかったと申せます。製造技術が飛躍的に向上し、消費経済の拡大とともに大量生産、大量消費が至上だと考えられた時代において、社会の関心は、使用済み製品を回収し、有用物を再利用することに対して向けられていたとは申せません。
社会が成長するにつれ、市場主義一辺倒がもたらした負の情況、即ち、生活環境の悪化や資源の枯渇という事実に人々の目が向けられ、環境保全、循環型社会の構築という新しい流れの中で、様々な製品の使用済以降にも焦点が当てられ、自動車リサイクル法も施行後早くも6年目を迎えました。
一方、従来さほど顧みられなかった我々に対する世の中の関心が高まりはしましたが、所詮経済基盤の未熟な業界である我々にとって、社会の急激な動きに振り回される状況は今も昔も変わりません。今後の行く末に対する不安はますます高く、同業の皆さまもご苦労が絶えないことと存じます。
そんな中、私は、我々が、その存在感を更に増し、我々の業を守って行くには、業界の仲間が一致団結し、声を一にして真の業界活動を進めることが今ほど必要とされる時はないのではないかと感じて、現在、日本ELVリサイクル機構の代表理事をお引き受けしました。機構未加盟の同業者の皆さまが進んでご参加され、我々と共に歩んで行かれることを心より切望致します。
日本ELVリサイクル機構がビジネス団体であるとは思っていません。誇りを持って取り組むことができ、次の世代に安心して託せる解体業を作り上げていくことが我々のゴールであると思います。
